指揮隊 |
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業務の内容 |
災害発生時にはいち早く現場へ向かい、現場指揮所を開設し、情報収集や水利統制を行います。また、現場責任者の補佐役に徹し、災害状況については、活動隊・指令室と情報を共有し、各関係機関と連絡調整を行い、災害終息に全力を注ぎます。
日常業務は、当直の勤務編成や休暇の処理、教育訓練等の立案を行い、各隊の訓練時には安全管理に努めています。 |
隊員から一言 |
消防士といえば火を消したり、救急車で傷病者を医療機関へ搬送するイメージが強いですが、私達のような情報収集担当もいます。しかし、私達も、どのような災害にも迅速に対応できるように普段から訓練などを行っており、充実しています。 |
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消防隊 |
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業務の内容 |
火災の種別により、タンク車・化学車と車両を乗り分けて出動しています。地理・水利に関しては、隊員間で検討会を実施して、防火対象物や消火栓・防火水槽などの位置把握に努めています。
更に、車両や人員を有効に活用するため、他隊との連携訓練など、実践に即応した訓練に昼夜問わず汗を流しています。
また、日常業務は職員の休暇の手続きや給与・手当、更には、火災予防条例に関する事務も行っています。 |
隊員から一言 |
消防隊は、元気で意欲のある隊員が多い明るい隊ですが、ひとたび火災などの災害が発生すると、他の隊に先駆けて先頭を切って現場に出動します。市民や観光客の皆様の生命・身体及び財産を守るため、日々訓練に励んでいます。また、現場においても、冷静な判断と安全管理の徹底を意識して活動しています。 |
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救急隊 |
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業務の内容 |
救急出動が主な業務で、年間約8,000件、1日で約23件の救急出動があります。その他に、定例で開催されている毎月第3日曜日の普通救命講習や上級・普及員講習等の応急手当の普及啓発活動も実施しています。
また、日頃から救急現場を想定した救急想定訓練、火災現場や救助現場での他隊との連携訓練など実際の災害現場で1分1秒でも速く、最善の活動が行えるように日々訓練を積み重ねています。 |
隊員から一言 |
令和5年は別府市では初めて救急出動の件数が8,000件を超え、救急現場も多種多様化しています。救命処置は飛躍的に年々進歩しているため、医療機関や関係機関と救急業務の更なるレベルアップを目指します。 |
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はしご隊 |
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業務の内容 |
日常業務では、はしご車や各種資機材の取扱いをはじめ、火災や救助現場に備えた訓練を行っています。また、火災で使用する水利の確認、防火対象物の消防用設備等の検査、社会見学の受入れ、救急講習や自主防災会の訓練指導を行っています。 |
隊員から一言 |
35m級と15m級のはしご車2台を運用しており、中高層建物で火災から逃げ遅れた人を建物の外からアプローチし救助することは勿論ですが、地上からでは届かない高所への放水ができることがはしご車の特長です。また、約1900棟の中高層建物がありますので、災害時には、確実にはしご車を運用できるよう、防火対象物の把握や各種訓練を行っています。 |
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救助隊 |
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業務の内容 |
火災、交通事故、水難救助及び建物等による事故などのあらゆる災害からの人命救助を専門に行っています。災害現場から要救助者を救助するため、強靭な体力・知識・経験が必要であり、日々、各種災害を想定した訓練や救助資機材の取扱いや点検を実施しています。 |
隊員から一言 |
救助魂、救助精神を合言葉に自身の妥協を許さず、空き時間には各種トレーニングを実施するとともに、救助隊は災害現場で最前線で活動するため、救急知識の修得も図り、要救助者への適正処置、救出判断の向上を目指します。
多種多様な災害が発生しても、安全・確実・迅速に対応できる隊を目標に、公私とも、日々精進しています。 |
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指令室 |
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業務の内容 |
指令室では、119番による火災・救急・救助をはじめ、その他災害の緊急通報を受報し、各隊への出動指令を行っています。
現在運用中の高機能消防指令センターでは、各種コンピューターを駆使し、最新の高速通信技術により、覚知から出動までの時間短縮を図り、より早く、より確実な業務を行い、複雑多様化した災害ニーズに応えています。 |
室員から一言 |
指令室では、市民や観光局の皆様に安心感を持ってもらえるよう、声に心を込めて電話対応しています。 |
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総務課 |
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業務の内容 |
総務課には、庶務係・施設消防団係があります。
庶務係は、職員の人事・給与・研修・福利厚生等に関することや、予算に関することを主に行っています。
施設消防団係は、車両・機械器具・消防用無線等の保全に関することや、消防団の人事・福利厚生・普及啓発活動に関することを主に行っています。 |
係員から一言 |
年間を通しても、私たちが災害現場に出動することはほとんどありませんが、現場の消防職員が市民の生命、身体及び財産を火災やその他の災害から守るために、様々なサポートをしています。出動はしなくとも、消防の任務・目的のために心は一つです。 |
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警防課 |
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業務の内容 |
警防係は、消防水利、消防職員の訓練計画、相互応援、救助活動の統計などの業務を行っています。
救急救命係は、主に救急活動の統計業務、資機材の管理、市民向けへの救命講習を行い、救急救命士の教育、育成にも携わっています。 |
係員から一言 |
大規模災害対応など、現場で活動する隊の縁の下の力持ちとして常にサポートできる体制を整えています。
また、救急救助の広報活動を通じて市民の皆様へ安全、安心をお届けできるように努めています。 |
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予防課 |
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業務の内容 |
建物が建つ前から建築関係者や消防用設備等の業者の方々と協議を重ね、安全に利用できる建物づくりに携わります。建築後は火災を未然に防止するため、定期的に防火対象物への立入検査を実施し、消防法令に基づいた防火管理状況や消防用設備等の維持管理状況を確認し、不備を認めた際は改善指導を行います。
また、危険物製造所等の検査や貯蔵取扱いに対する審査・指導やり災証明の発行なども行っています。 |
係員から一言 |
業務内容は、現場活動と比較すると少々地味ですが、事業所などでの消防訓練の立会いでは、直接市民の方々にご指導させていただき、安心安全に暮らせるよう縁の下から支え、火災を起こさない環境づくりに努めています。 |
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