市長メッセージ「創」令和6年8月号大別府(だいべっぷ)

2024年7月25日追加

祭りの写真

皆さん、別府市制100周年を楽しんでいただいてますか？4月の温泉まつりから始まり、ブルーインパルスの展示飛行（本番当日は飛行中止になり残念でした）、将棋の名人戦など来年3月までイベント目白押しです！

きっと別府市が誕生した時の高揚感も、今の気持ちに似ているのかなと思います。

歴史を紐(ひも)解くと、まず明治39年に速見郡別府町が浜脇町と合併して新生『別府町』が誕生しました。そして、大正13年に別府が『市』となりました。その11年後の昭和10年には亀川町、朝日村、石垣村の1町2村を編入し、さらに市域を拡大しました。

その時に、改めて『市歌』を作ろうという機運が高まり、戦後の演奏禁止や歌詞の修正も行われず、現存する県内最古の市歌として今も愛されています。

しかし、我々世代でも残念ながら市歌を聴く機会がなくなっています。あらゆる機会を得て皆さんに聴いていただきたい。本当に素敵な歌です。

そして、当時の高揚感がこの歌の詩にも良く表れています。市歌は4番までありますが、必ず最後は『大別府(だいべっぷ)』という言葉で終わります。例えば4番の『燦(さん)たり我が市　大別府(だいべっぷ)』の様に。市制が施行し、さらに1町2村と合併し、泉都の未来は揚揚と開けている、そんな当時の別府市民の思いが伝わってくる様です。100年後の別府市民の皆さんにも、今の我々の心意気が伝わる姿を想像すると楽しくなりますね。（7月9日執筆）

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