市長メッセージ「創」令和4年4月号第72回　国際都市別府としての役割

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ロシアがウクライナに侵攻しました。被害に遭っているのは、何の罪もなく平和に暮らしていた人々。国際社会はかつてない結束でロシアの侵攻に対し、あらゆる制裁とその準備をしています。

特にＥＵ、イギリスなどは、それぞれに抱えていた難しい問題を一時棚上げしてまで同調して動いています。それほどの危機だという事です。

背筋が凍ったのはウクライナの原子力発電所への攻撃です。どの様な理屈を並べても、他国の原発を砲撃する正当な理由などありません。戦争中であれ、どんな手段を用いても良いということではないのです。

そして全ての世界中の国々はそれを受け容れてきたはずですし、これは世界を破滅に追いやる挑発と言わざるをえません。

日本も当然ロシアへの制裁とウクライナ支援に向けて様々な対策を発表しています。事情は異なるとはいえ、日本もロシア、中国と国境を接しています。日本だけが平和を望んでも、いとも簡単にそれは破られるという現実を、学習するしかありません。

今回政府は、ウクライナからの避難民の受け入れを表明しました。

我が別府市も、世界90か国の留学生が住む国際都市として、ウクライナ避難民を受け入れたいと政府に伝えました。

別府市としても、この戦争の即時停戦と速やかな解決を願い、今できる役割をしっかり果たしたいと思います。（3月7日執筆）

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