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市長メッセージ「創」令和3年3月号第59回 そのあとに、なにが残るか

乙原の滝の写真

昨年10月、11月に全国で行われた2つの市長選挙のその後の展開を興味深く見ていました。

いずれの選挙においても新人が現職を破り勝利。勝因の大部分は、公約で「新型コロナ対策でとにかく5万円を市民に配る」というものでした。実際投票の時に「5万の人はどっち?」と多くの方が聞いてきたそうです。

しかし結果としてこの公約は議会に否決され、いまだに実現されていません。それどころか議会に提案されるまでに2万円に減額されていたり商品券に姿を変えていて、期待した市民の気持ちを踏み躙るものとなっています。

では議会が間違った判断をしているのかというとそうではありません。配る財源が今まで積み立ててきた基金を全て取り崩す、あるいは他の事業費を全てこの5万円のために使うとなれば議会も簡単に賛成するわけにはいきません。

お二人とも政治経験豊富な方の様ですから、このような事は想定できたはず。

実現できない場合どう責任を取るつもりだったのだろう、市民の皆さんはこれで終わりで納得するのだろうか、と複雑な気持ちになります。

希望を託して投票し当選した人が目玉の公約を守らない。そのあとに、一体何が残るか。

市民の皆さんが後悔と虚しさを抱えないため、良い教訓として全身全霊で政策の実現のために全力で頑張ります。

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