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市長メッセージ「創」平成29年1月号第10回 完全復興を遂げる年に

一筋の飛行機雲のある青空を背景に、上を見ている長野市長を見上げるように写した写真。

新年明けましておめでとうございます。皆様にはお健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。 昨年は、四月の熊本地震により、多くの市民の皆様の住家・敷地、あるいは事務所などが被災され、物的・経済的に甚大な被害が出ました。被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

私の掲げる「市民の心に寄り添う市政」の精神のもと、市役所一丸となり震災の最前線で市民生活の安定のため、早期の復旧・復興に取り組んできたつもりでございます。「べっぷ復興建設券」や「べっぷで飲んで食うぽん券」を別府単独で発行し、「九州ふっこう割」の実現にも別府が一番に声をあげて実現を求めてまいりました。本市の基幹産業である観光も、官民挙げてのこれらの努力で、数字的にもほぼ前年並みか、それ以上の回復を果たしました。

多くを失い大変な思いをしたこの震災でしたが、逆に大きな宝を与えていただいたと実感しています。それは、市民の心がひとつになれたこと、市民全員で地域や別府の将来を考えることができたことです。このことは、市外の皆様からも「別府の底力」として高く評価していただきました。これから地域間連携も深まりますが、同時に広い意味での地域間競争、つまり生き残り合戦が激化するでしょう。その時に、今回私たちが得た「結束」は何ものにも代え難い武器に間違いなくなるはずです。

「湯〜園地」構想について

そして、昨年後半のニュースの一番はやはり「湯〜園地 」構想でしょう。わずか公開四日目で目標の百万再生を達成し、連日マスコミ報道がなされました。「なぜこのような動画を?」と尋ねられますが、一番の理由は「別府がいかにすごいか、別府っ子に知ってほしかったから」です。確かに宣伝費に換算すると七億円以上の価値があると言われていて、それも素晴らしいことではありますが、故郷別府が外からどれだけ注目され、価値があるまちなのかを実感してもらう良い機会になったのではないかと思っています。

別府ほど恵まれたまちはありません。「普通にやればできる」のです。これからも別府にしかできない尖ったことを実行してまいります。この「湯〜園地」構想につきましては、市民の皆様にも実現のためのお力添えを賜りながら進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

この一年が全ての市民の皆様にとりまして輝く年となりますよう、また震災からの完全復興を遂げる年となりますことをお祈りいたします。

 

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