市長メッセージ「創」平成28年8月号第5回やり過ぎくらいがちょうど良い？

暗い夜の空の中央に、２つの花火が上がっている写真。下方には赤い別府タワーと、別府市街地がぼんやり光っている。

地震の後、長雨もあり、皆様も心配な日々をお過ごしだったと思います。住家や敷地の復旧もままならない状況もあります。各地域にお邪魔する度に、屋根を覆うブルーシートがなかなか外れない現実を見て、復旧の難しさを実感します

先般、臨時市議会を招集させていただき「べっぷ復興建設券」の予算を計上いたしました。これは市民生活を速やかに、元通りに戻していただくための予算です。建物はもちろん、ブロック補修、石垣補修などにも使用できます。プレミアム率は思い切って25％。簡単に言いますと、10万円の補修工事を自己負担は8万円でしていただける、というものです。

被害を受けた飲食業界をピンポイントで支援し、消費を喚起するための「べっぷで飲んで食うぽん券」も発売中です。おそらく同時にこの様な施策を実施する自治体はほとんどないと思います。相当な覚悟が必要ですが、この100年に1度と言われる大災害からの復旧・復興は思い切って大規模に、しかも速やかに行う必要があると思います。

やり過ぎでは？とのご意見もありますが、想像を上回る事をやるからこそ結果を引き出す事が出来ると信じています。市が作った14本もの復興CMも『やり過ぎ』ましたが（笑）、それを見た方々が旅行クーポンの「ふっこう割」を使っていただき、夏の別府のお宿は大変な活況です。やはり『やり過ぎ』くらいがちょうど良い、とニヤリとしています。

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市長メッセージ「創」平成28年8月号第5回 やり過ぎくらいがちょうど良い？

市長メッセージ「創」平成28年8月号第5回やり過ぎくらいがちょうど良い？