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ヒトパピローマウイルス感染症予防接種(HPVワクチン)

2024年11月22日更新

子宮頸がんについて

子宮頸がんは、若い世代の女性のがんの中で多くを占めるがんで、日本では毎年約1.1万人の女性がかかり、さらに毎年約2,900人の女性が亡くなっています。子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因と考えられています。

HPVワクチンについて

HPVワクチンは、平成25年4月から予防接種法に基づく定期の予防接種となりましたが、接種後にワクチンとの因果関係が否定できない持続的な痛み等の報告があり、平成25年6月より定期接種対象者への積極的勧奨を控えていました。

その後、ワクチンの有効性や安全性等に関する議論が行われ、令和3年11月、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会において、HPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められました。これによりHPVワクチンの積極的勧奨が再開されています。

また、HPVワクチンについては、これまで2価(サーバリックス)、4価(ガーダシル)の2種類でしたが、令和5年4月から、9価(シルガード9)が追加されました。

9価HPVワクチンについては、1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合は2回接種、1回目の接種を15歳になってから受ける場合は3回接種となっています。

接種は強制ではなく、あくまでご本人の意思に基づき受けていただくものです。ワクチンの有効性とリスクを十分理解した上でご判断ください。

詳しくは、厚生労働省のホームページをご確認ください。

対象

小学6年生~高校1年生相当の女子

※キャッチアップ接種対象者は以下参照

キャッチアップ接種

HPVワクチンの接種勧奨を差し控えていた時期に定期接種の対象で接種機会を逃した方を対象に、公平な接種機会を確保する観点から、あらためて接種の機会を設けることになりました。

対象

平成9年度~平成19年度生まれの女性(平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれ)

期間

令和4年4月1日から令和7年3月31日まで

HPVの感染は、主に性的接触によって起こり、女性の多くが一生に一度は感染するといわれています。HPVに感染しても、すぐにがんになるわけではなく、いくつかの段階があります。ワクチンで防げないHPV感染もあるため、20歳以上の方は、定期的に子宮頸がん検診を受けることが大切です。

接種は合計3回です。3回の接種完了までに、約6か月の期間がかかるため、接種を希望される方は、お早めの接種をご検討ください。

医療機関

関連リンク

県外で予防接種を希望する場合は、健康推進課までご連絡ください。

HPVワクチンの任意接種の助成について

積極的勧奨の差し控えにより、定期接種の機会を逃した方が、定期接種の年齢(小学6年生~高校1年生相当)を過ぎて令和4年3月31日までの間に、任意接種として自費で接種した場合、別府市が定める上限額の範囲内で助成いたします。

助成の対象者

1.~4.全てに当てはまる方

  1. 平成9年4月2日から平成17年4月1日生まれの女性
  2. 令和4年4月1日時点で別府市に住民登録があること
  3. 16歳となる日の属する年度までにHPVワクチンの定期接種において、3回の接種を完了していないこと
  4. 17歳となる日の属する年度から令和3年度末までに日本国内の医療機関で2価ワクチン(サーバリックス)又は4価ワクチン(ガーダシル)の任意接種を受け、実費を負担したこと

※令和4年4月1日時点で別府市に住民票がない方は、令和4年4月1日時点で住民票のあった自治体にお問合せください。

助成金額

下記上限額の範囲内で、最大3回分まで接種費用の実費相当を助成いたします。

※接種費用の支払いを証明する書類の提出ができない場合、助成金額は1回の接種あたり13,200円となります。

申請期限

令和7年3月31日まで

申請手続き

「申請書1」に下記の書類を添えて、健康推進課に提出してください。

  1. ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種助成金申請書
  2. 接種費用の支払いを証明する書類(領収書及び明細書、支払証明書等)
    接種日、ワクチン名、ワクチン毎の料金、医療機関名が記載されているもの
  3. 接種記録が確認できる母子健康手帳、予防接種済証等
    ※3.がない場合は、ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種助成金申請用証明書に代えることができます。証明書発行の際に文書料が必要となる場合がありますが、発行に係る文書料は助成の対象外です。
  4. 被接種者の氏名・住所・生年月日が確認できる書類の写し
    ※申請時住所記載の運転免許証、健康保険証(両面)などいずれかひとつ
  5. 振込希望先金融機関の通帳又はキャッシュカードのコピー(口座番号等確認用)

お問い合わせ

健康推進課 感染症対策係

〒874-8511 別府市上野口町1番15号 (市庁舎GF)

電話:0977-21-2188

Eメール:hpd-hw@city.beppu.lg.jp

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