平成28年度行政提案型協働事業小学校・幼稚園訪問ワークショップ事業

平成28年度は、子どもたちが障がいのある人とふれあい、障がいを身近に感じる機会をつくるため、「小学校・幼稚園訪問ワークショップ事業」を協働事業により実施しました。

協働する市民活動団体

福祉フォーラムin別杵速見実行委員会

市内の複数の団体の職員及び活動に協力的な有識者（弁護士、大学教授等）で構成されている。市民の立場から障がい福祉とまちづくりについて課題を取り上げ、調査・提言活動を行っている。

事業目的

将来の別府を担う子どもたちに、様々な障がいがあることを知ってもらい、障がいを身近に感じる機会を提供すること。

事業内容

小学校・幼稚園訪問ワークショップ事業では、障がい当事者が講師として幼稚園・小学校を訪問し、障がいについて授業を行います。平成28年度は、2つの幼稚園、3つの小学校、合わせて5校で実施しました。

1．ひめやま幼稚園

実施日: 平成28年9月7日（水）
参加園児: 全園児約180人
授業内容: 盲導犬とのふれあい、障がい○×クイズ

全園児約180人が参加し、3歳児でも参加できる内容をということで、盲導犬とのふれあい、障がい○×クイズを行いました。

盲導犬とのふれあいでは、子どもたちは盲導犬の説明を興味津々の様子で聞き、ふれあいでは怖がることもなく触ったりなでたりしていました。

障がい○×クイズでは、障がいに関する簡単なクイズを出しました。子どもたちは声を上げて喜んだり、楽しんで参加していました。

2．南立石小学校

実施日: 平成28年10月13日（木）、10月17日（月）
参加児童: 3年生約60人
授業内容: 視覚障がいを知る、盲導犬とのふれあい、障がい○×クイズ、サウンドテーブルテニス

3年生約60人を対象として行いました。2日間を確保していただき、盲導犬とのふれあい、白杖・点字ブロックの説明、サウンドテーブルテニス、障がい○×クイズと、視覚障がいについて幅広く学びました。

様々な説明を聞き、体験することで、多角的に視覚障がいを学ぶことができたと思います。子どもたちもレクリエーション感覚で楽しむことができたようです。

なお、南立石小学校では、この事業をきっかけに、校舎正面玄関に手作りの木製スロープを作っていただくなど、バックアップしていただきました。

3．カトリック海の星幼稚園

実施日: 平成28年10月27日（木）
参加園児: 年長園児約50人
授業内容: 盲導犬とのふれあい、電動車いす体験、障がい○×クイズ

年長児約50人が参加して行いました。天候が心配されましたが、無事運動場で開催できました。盲導犬とのふれあい、電動車いす乗車体験、障がい○×クイズを行いました。

電動車いす体験では、何人かの子どもたちが障がいのある人と一緒に電動車いすに乗車して運動場を走る体験を行いました。

障がい○×クイズでは、少し難しい問題もありましたが、ほとんどの子どもが正解するなど、楽しく障がいを学ぶことができたと思います。

4．春木川小学校

実施日: 平成28年12月3日（土）
参加児童: 全児童約280人
授業内容: 車いすリレー、ボッチャ、卓球バレー体験、障がい○×クイズ、絵手紙と出会って、発達障がいを知ろう、福祉車両を知ろう

人権参観授業で、全校児童約280人を対象に行いました。

（1年生）車いす用福祉車両を知ろう、（2年生）障がい○×クイズ、（3年生）発達障がいを学ぼう！、（4年生）卓球バレー体験、（5年生）車いすリレー競争・ボッチャ体験、（6年生）絵手紙と出会って、の各授業を行いました。

「発達障がいを学ぼう」では、体験を通じて発達障がいを学びました。また、絵手紙と出会ってでは、車いすの講師を１階に迎えに行き、子どもたちで抱えて階段を上って3階の教室まで連れていくなど工夫を凝らした授業を行いました。

5．大平山小学校

実施日: 平成28年12月3日（土）
参加児童: 4年生約50人
授業内容: 盲導犬とのふれあい、視覚障がいについて

人権参観授業で、4年生約50人を対象に行いました。視覚障がいを学ぶため、白杖の説明や盲導犬とのふれあいなどのメニューを実施しました。

質問コーナーでは、色んな質問が出され、視覚障がいや盲導犬について理解を深める機会になったと思います。

事業実施報告書

小学校・幼稚園訪問ワークショップ事業報告書

お問い合わせ

障害福祉課　

〒874-8511 別府市上野口町1番15号（市庁舎1F）

電話：0977-21-1413

Eメール：haw-hw@city.beppu.lg.jp

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