上下水道局では、健康維持と事故防止のため「健康のため水を飲もう推進運動」に協賛し、ポスターなどによる啓発活動を実施しています。
私たちが生きていくために「水」は欠くことのできない存在ですが、その摂取量が不十分であることによる健康障害が多くの悲劇を引き起こしています。児童、生徒などを中心にスポーツなどに伴う熱中症による死亡事故は後を絶ちません。また、中高年で多発する脳梗塞や心筋梗塞なども水分摂取量の不足が大きなリスク要因の一つとなっています。これら脱水による健康障害や重大な事故の予防には、こまめな水分補給が効果的です。
のどの渇きは脱水が始まっている証拠です。渇きを感じてから水を飲むのではなく、渇きを感じる前に水分を摂ることが大切です。水分が不足しやすい、@寝る前後、Aスポーツの前後、B入浴の前後、C飲酒の後などには水分を摂ることが特に大切です。
水分の摂取量は全般的に不足気味で、平均的にはコップで「あと2杯」の水を飲めば1日に必要な水の量を確保できます。その際、糖分や塩分などの濃度が高いと吸収までの時間が長くなりますので注意が必要です。また、アルコールや多量のカフェインを含む飲料は、尿の量を増やし体内の水分を排せつしますので、注意が必要です。
(「健康のため水を飲もう推進委員会」リーフレットより抜粋)