高潮ハザードマップ

2022年10月13日更新

令和3年6月に大分県が「想定しうる最大規模の高潮」による氾濫が海岸や河川から発生した場合に浸水が想定される区域を、「高潮浸水想定区域」として公表しました。別府市においてはこの高潮浸水想定区域図を基に「高潮ハザードマップ」を作成しました。

この高潮ハザードマップは、想定最大規模の高潮を引き起こす台風として、中心気圧は室戸台風（昭和9年）の900hpaを、移動速度は伊勢湾台風の時速73kmを想定し、複数の経路を設定して高潮浸水シミュレーションを実施し、最大の浸水深が示されるようにしておりますが、これよりも大きな高潮が発生しないというものではありません。

高潮による浸水が想定される場合には事前に避難を完了しておくことが大切です。

住民の皆様におかれましては、この高潮ハザードマップを活用し、高潮災害や防災に対する意識を高めていただき、災害に備えていただきますようお願いいたします。

高潮とは

高潮は、台風や発達した低気圧などに伴い、気圧が下がり海面が吸い上げられる効果と強風により海水が海岸に吹き寄せられる効果のために、海面が異常に上昇する現象です。台風や発達した低気圧の接近、上陸に伴って短時間のうちに急激に潮位が上昇し、海水が海岸堤防等を超えると一気に浸水します。また高波が加わるとさらに浸水の危険が増します。台風が接近すると、暴風、激しい雨、波しぶきで避難所へ移動することが困難になりますので、台風情報や高潮警報を確認し、安全に行動できるうちに避難することが大切です。

（出典：気象庁ホームページ）

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