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別府市交通バリアフリー基本構想別府駅駅前広場の整備状況

エレベーターの設置

別府市交通バリアフリー基本構想において、基本的な整備方針に位置づけられていた別府駅のエレベーターの設置が平成19年3月に完成しました。
 このエレベーターは大分県内の公共交通駅では初のエレベーターであり、改札階から中層階へ上がるための9人乗り貫通型EV、さらに中層階から1,2番ホームへ上がるための7人乗り貫通型EV、3,4番ホームへ上がるための11人乗り直角型EVの計3基が設置され、エレベーターには防犯窓の設置、凸型ボタンの採用、手すりの設置を行いました。
 また、エレベーターの設置にあわせて、エレベーターまでの手すり、視覚障がい者誘導用ブロック(点字ブロック)の設置、ホームの階段付近に盲導鈴(視覚障がい者誘導用チャイム)の設置を行いました。
 なお、エレベーターの設置はJR九州株式会社が事業主体となり事業を行い、国、県、市が総事業費の1/5、1/10、1/10を負担しました。

エレベーター位置図

駅前広場

エレベーターの特徴

エレベーター外部

エレベーター外部
  • ボタン
    上下2個(健常者用、車椅子使用者用)を両側に設置し、車椅子使用者や子供でも押しやすいようにしています。両側のボタン設置はJR九州の駅では初めて採用され、以後亀川駅等、他の駅でも採用されるようになりました。
  • 防犯窓
    大きな防犯窓を設置し、外からでも内部の状況が分かるように配慮しています。
  • 案内板
    案内板を設置し、分かりやすいようにしています。

エレベーター内部

エレベーター内部
  • ボタン
    高さ約1m程度、両側に設置し、子ども、車椅子使用者でも押しやすいようにしています。
  • 手すり
    出入口のない2面に設置しています。
  • バックミラー
    バックミラーを設置しており、後方の確認ができます。
  • 大きさ
    別府駅には7人乗り貫通型EV、9人乗り貫通型EV、11人乗り直角型EVの3基が設置されています。(写真は9人乗り貫通型EV)

ボタン

ボタン

凸型、目立つ色のボタンを採用し、押しやすいようにしています。

エレベーターまでのアクセス

エレベーターまでのアクセス
  • スロープ
    幅は1.5m以上(車椅子2台が通れる程度)を確保し、勾配は1/12程度となっています。
  • 手すり
    上下2段設置し、車椅子利用者や高齢者、子供に配慮しています。

盲導鈴(視覚障がい者誘導用チャイム)

盲導鈴

ホーム階の階段部分に設置し、階段の位置をチャイムにより知らせ、視覚障がい者を安全に誘導します。

駅前広場の整備

別府市交通バリアフリー基本構想において、基本的な整備方針に位置づけられていた別府駅西口駅前広場の整備が平成20年3月に完成しました。
 この整備は歩行者の安全確保、バリアフリー化、利用者の乗換利便性の向上を目的として、歩道の拡幅、自転車駐車場の移動、シェルターの設置等を行いました。
 また、広場内に新たに公衆便所を整備しました。この公衆便所はバリアフリー新法に基づく認定特定建築物となっており、高齢者や障がい者でも利用しやすい設備を整えています。
 なお、駅前広場の整備には国の補助であるまちづくり交付金を活用しました。

亀川駅駅前広場

亀川駅東側駅前広場

駅前広場の特徴

歩道

歩道

歩道幅員を整備前より大幅に拡幅(3.5m~6m)し、50㎝角、30㎝角(透水性)の平板ブロックを使用することで、車椅子使用者でも通行しやすいようにしています。
また、バリアフリー化基準を満たすように、縦断勾配を5%以下にしています。

緑地

緑地

別府の玄関口としてふさわしい景観を創出するために、緑地を設けました。
ただし、見通しを確保するため、芝生を基本として、植樹は最低限に抑えています。

案内板

案内板

4ヶ国語対応(日本語、英語、韓国語、中国語)の案内板を計4箇所に設置しました。
うち3箇所については、ピクトグラム(視覚記号)を使用し、分かりやすい表記をしています。
また、駅出入口に設置している案内板については、触知板付きの案内板を併設しています。

公衆便所

公衆便所

新しくバリアフリー対応の公衆便所を整備しました。
男女用トイレには簡易型多機能便房を各1箇所に設置し、さらにオストメイト、簡易ベッド等を備えた多機能トイレを設置しており、高齢者、身体障がい者等でも利用しやすいようにしています。
また、各入口まで視覚障がい者誘導用ブロックによる誘導を行っています。

自転車駐車場

自転車駐車場

整備前は、広場中央にあり、景観や安全上の面で好ましくなかった自転車駐車場を広場の南端、広場北側の高架下に移動しました。
この整備により、平成17年度に整備した高架下自転車駐車場とあわせて約500台収容可能となりました。
なお、原動機付自転車については南側の自転車駐車場のみ利用できます。

視覚障がい者誘導用ブロック(点字ブロック)

視覚障がい者誘導用ブロック(点字ブロック)

未整備であった視覚障がい者誘導用ブロックを設置しました。
輝度比を確保するために視覚障がい者用誘導ブロック周辺には黒色の平板ブロックを採用しています。

段差

段差

横断歩道部、タクシー乗降口、一般車乗降口については、乗降しやすいように段差をなくしました。バス乗降口については、低床バス等に乗降しやすいように、15㎝の段差をつけています。

身体障がい者用駐車スペース

身体障がい者用駐車スペース

身体障がい者用駐車スペースは、駅改札口、バリアフリー対応の公衆便所に近い場所に設置しました。
また、一般車駐車スペースと区別するため、青色の着色をしています。

お問い合わせ

都市計画課 

〒874-8511 別府市上野口町1番15号 (市庁舎3F)

電話:0977-21-1471

Eメール:cip-co@city.beppu.lg.jp

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