第2回目「みんなで探そう二酸化炭素泉」開催の様子

平成29年9月30日、現在も別府温泉には「二酸化炭素泉」が存在するという仮説のもと、温泉課に寄せられた情報から市内6か所の源泉等を調査しましたが、平成30年2月16日に第2回の調査を実施しました。

開催概要

前回調査結果から、季節を変えて調査することによりサンプル結果の数値変動の有無を確認すること及び新たに寄せられた情報をもとに調査ポイントを定めました。

参加者の皆さんは2班に分かれ、市内5か所の調査ポイントへ向かい、現地調査を行いました。

今回の調査でも、旧温泉旅館の源泉や個人宅内の自噴泉等、普段見ることができない別府ならではのディープな源泉を調査するとともに、前回に引き続き大分県薬剤師会検査センターの協力をいただき温泉分析を行いました。

各班による源泉調査のようす

今回の調査においても、残念ながら二酸化炭素泉の発見には至りませんでした。

一方、前回と同じ調査場所では、数値が上がっており、外気温や降水量等の様々な条件で遊離炭酸濃度（二酸化炭素泉の条件）が変わってくることが確認できたことなど一定の成果を得ることができました。

平成30年2月16日（金）　天候：晴れ

	水温（℃）	遊離炭酸 (mg/kg)	PH	電気伝導度 (mS/m)	採取時刻
調査ポイント1（ラクテンチ）	30.7	330.9	6.3	84.7	9:32
調査ポイント2（ラクテンチ）	29.3	229.9	6.4	53.8	10:03
調査ポイント3（堀田）	56.0	385.3	5.6	44.3	11:26
調査ポイント4（堀田）	94.4	44.6	7.9	338	10:45
調査ポイント5（堀田）	16.5	31.7	8.2	27.9	11:40
調査ポイント6（堀田）	40.2	66.0	7.3	128	11:38
調査ポイント7（田の湯）	30.8	125.7	7.0	61.7	9:40
調査ポイント8（北浜）	35.2	201.6	6.5	75.7	10:30

二酸化炭素泉の調査については、今後も継続して二酸化炭素泉の情報収集をするとともに、あらためてこういった機会を設けたいと思います。

お問い合わせ

温泉課　

〒874-8511 別府市上野口町1番15号（市庁舎4F）

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