1985年に厚生省(当時)の「おいしい水研究会」でおいしい水の要件がだされました。要点として、
ミネラル分(カルシウムやマグネシウム)が適量に含まれている | |
いやなにおいがしない、いやな味ではない | |
水温が20度以下 |
などがあげられます。
|
||
日本の場合、多くは河川やダムの水を採取し、それを処理して各家庭に水道水として、配水しています。その河川やダムの経路に、人家や事業所などがあるとそれらの排水で水は汚れます。また水が汚れるといやなにおいを発生させる 微生物が繁殖して、水にいやなにおいが発生するようになります。そのような水から水道水を造っては、においや味において十分な水道水を各家庭に配水するのは困難です。別府市の場合、大分県企業局と業務提携して水のきれいな大分川の上流から 21kmに及ぶ水路を使用して、水を朝見浄水場に取り入れ処理を行って市内に配水しております(全体の約2/3)。 また、残りの1/3については、人家や事業所のない地域の水や井戸を掘って採水した水を処理して配水しています。 おいしい水を造るのではなく、きれいな水を確保してそれを水道水として各家庭に送ることが重要と考えています。 |
||
|