鉛製給水管について

　鉛はサビが発生しにくいことから、配水管から水道水を家庭に引き込む給水管の材料として全国的に使用されてきましたが、漏水の原因になりやすいことや、軽量で加工性に優れたポリエチレン管の開発により、現在は使用されていません。

　別府市上下水道局でも昭和57年度からポリエチレン管を採用しています。また　水質基準の強化を受け、平成15年度からは鉛製給水管をポリエチレン管へ取り替える事業を行っています。

　鉛製給水管を使用していても日常的な水道水の利用には問題ありません。但し、旅行や入院等で長期間水道を利用しなかった場合は、管内に溜まった水の鉛濃度が高くなることもありますので、飲料水として利用する前にトイレや洗濯、庭木への散水に利用していただけるとより安心です。

　なお、鉛製給水管についてのお問い合わせは下記までお願いします。