市議会の役割
私たちは、日々の暮らしの中で様々な課題や希望を抱きながら生活をしています。
しかしそれは、教育・福祉・道路・上下水道・まちづくりなど多岐にわたっており、全てのことについて、住民全員が集まり合意形成をはかることは、現実的には大変難しいといえます。
そこで、私たちは、自分たちの意見を代行する人を、市長・市議会議員として選挙で選びます。そして、選ばれた市長や議員に、このまちが抱える問題の解決や、次世代へつながる「まちの未来図」について、決定し、実行していくことを託します。
市長も議員も、住民の声を直接聴き公共政策に民意を反映させるという、大きな使命は同じです。
主な違いは、議会は物事を決定する機関(「議決機関」と言います)であり、市長はそれを実行する機関(「執行機関」と言います)であるということです。異なる「力」を持つ市長と議会とが、力の「バランス」を取りながら、このまちに暮らす人を、より心豊かに、より幸せにすることが求められており、そのために議会には様々な権限が与えられているといえます。
主権者である住民と、市長、市議会の役割は下図のとおりです。